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2007年10月25日 (木)

サウスバウンド

Eiga20071005_01_2  製作国:日本/製作:角川映画
原作:奥田英朗(角川書店刊)

豊川悦司/天海祐希/北川景子/田辺修斗/松本梨菜

監督・脚本: 森田芳光
撮影: 沖村志宏
監督補: 杉山泰一

父は元過激派だ。
税金なら納めん!学校へなんか行かなくていい!!
沖縄を舞台に型破りな父親と少年の交流を描いた豪快エンターテインメント。


全力疾走しているんだけど、“何か変”な親父、上原一郎。
いつも親父の行動が恥ずかしくてしょうがない洋子、二郎、桃子。
そして一見フツウの母さんだと思っていたさくらまでもが…!?

「税金など払わん、学校へなんか無理に行かなくていい。文句があるなら国民辞めちゃおー」
子供の迷惑顧みず、ハチャメチャでブッとんだ大人が目前の“悪”に向かって突進する。すべてを捨てて突然沖縄へ移住し組織を相手に大立ち回り。子供から見たらとんでもなく過激な親父。ところが決して嘘はつかず、表面的な正義は振りかざさず、ある夢に向かって突き進む…そんな親父に、子供たちは、
「ボクたちの親父って、すげぇ!」と親を見直してゆく。
父親のちょっと時代ずれした孤高の戦士的雰囲気のおかしさ。母の変貌…。
「サウスバウンド」はとにかく破天荒な面白家族を子供の目線で描いたニュー・ファミリームービー!


■■■
原作の方が映画に比べてきっと相当面白いんだろうな…という予感は伝わる映画でした。
これは未読なんですが、先に入手して読んでから行けば良かった!イン・ザ・プール買ってる場合じゃなかった。
豊川氏や天海女史の演技もさることながら主役の子供たちの演技が凄く良いです。

この映画のジャンルは“社会派コメディ”になるのかな。
元過激派の父親の言動は確かにかなり過激な物が含まれています。
税金を納めるよう催促に来る役人に対しての態度、高額な修学旅行費に対する疑問、開発業者への態度。学生運動のなごりか、プロレタリア、ブルジョワ、搾取、などという言葉がポンポン出てきました。
どちらかというとその子供達世代の自分としてはいちいち言葉の意味を思い出して脳内で変換しながら見るのが楽しくもあり難しくもあり…。
配役としては、アナーキストのお父さんが主役と聞いていたので、最初団塊の世代の親父像を想像していたら豊川氏だったので年代も年齢も合わずちょっと拍子抜けしました。この辺の設定は原作と同じなんでしょうか?

余談ですが、エンディングが中島美嘉の『永遠の詩』だったのですが、その主題歌と映画の雰囲気が、水と油程に合っていなかった…。

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