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2008年3月18日 (火)

東京DOLL

東京DOLL (講談社文庫) マスター・オブ・ザ・ゲーム=MGと呼ばれる天才ゲームクリエイター。背中に濃紺の翼をもつ少女ヨリが彼の孤独を変えてゆく―。青く透明なビルと虚ろさが混在する東京湾岸―石田衣良がハードにシャープに描くパーフェクトな人形に恋をした男の物語。

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いろいろなところで☆5中、2~3を軒並み獲得している石田さん初の問題作。皆様の意見は間違っていないと実感致しました。
どうしたんだろう、石田さん。TVに出すぎて一般の感覚と業界の感覚の区別がつかなくなったんだろうか。
とにかくブランド物の描写が多い。女の子のエロさが安っぽい。常に街はピカピカしている。世の中には面白いことが溢れているはずなのになぜか空しさや焦燥感がつきまとう主人公。3拍子どころか4拍子そろってアイタタタ…な感想です。
ともかく、一時期流行った、お金はある。望めば女も手に入る。やろうと思えばたいがいの自由は利く。けれど気持ちが乗らないからやらない。ないしは、今はまだその時が来ていないから傍観するという『その気になればなんでもできる人生の余裕を持った主人公』はそろそろ潮時ではないかと思います。
一番伝えたかった(であろうと思われる)恋愛の部分も、常に最後まで曖昧で、なんだか頻繁に描かれるSEX描写だけが最後まで印象に残りました。
石田さんは男女のエロを含む濃厚な小説を書くよりも、ティーンズの甘じょっぱい(笑)青春を書いてる話の方が好みでした。

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