貫井徳郎

2008年2月25日 (月)

被害者は誰?

被害者は誰? (講談社文庫) 出版社 / 著者からの内容紹介
豪邸の庭に埋められていた白骨死体は誰なのか? 犯人が黙秘を貫く中、警察は押収した手記をもとに、被害者の特定を試みるが……。警視庁の桂島刑事から相談される、迷宮入り寸前の難事件の数々。それを解き明かすのは、頭脳も美貌も態度も規格外のミステリー作家・吉祥院慶彦(きっしょういんよしひこ)。痛快無比! 本格推理の傑作。

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ワトソン役とホームズ役の関係が蒲田行進曲のヤスと銀ちゃんに似てるなあ…と。

何の理由も無く“天才だから尊敬している”と言われてすんなり納得できるのはもう少しライトな方向性の小説なのでは。ミステリでこれをやられてしまうと探偵役に実績が無いので安心感がないまま話が進み推理が余計にうそ臭くなる気がします。
短編が4つ入っていましたがトリックが少々単純すぎたり、動機に説得力が薄かったりとストーリー展開の弱さが目立ちます。
別にミステリは淫隠滅滅とした雰囲気がなくちゃ困る!とは思っていませんが、もう少し締める部分は締めてほしい小説でした。

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