万城目 学

2013年1月15日 (火)

プリンセス・トヨトミ

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内容(「BOOK」データベースより)

このことは誰も知らない。五月末日の木曜日、午後四時のことである。大阪が全停止した。長く閉ざされた扉を開ける“鍵”となったのは、東京から来た会計検査院の三人の調査官と、大阪の商店街に生まれ育った二人の少年少女だった―。前代未聞、驚天動地のエンターテインメント、始動。
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トランスセクシュアルと親子の確執と歴史ファンタジーが一つに融合された物語でした。
一つ一つの題材は、それだけでも小説が一冊書けるほどの重めなテーマなのに、全部合わせちゃってるから起きるイベントはだいぶ少なめ。小さいのが2個位と、大きいのが1個。
本自体の厚さはありますが、読み終わった時に「あれ、もう終わり?」と思うほど事件の数は少ないです。
会計検査院の3人よりも大阪の子供たちの動きの方が興味が湧いたから、そちらに視点を大きく置いて欲しかったかな。
最終的に「女は強し」という所に着地するエンディングは好きでした。

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